サンデパートビル取り壊しに見るこれからの狸小路 ドンキホーテはどうなるの?
先日、サンデパートビル地下1階の中華五十番の閉店の一報が入りました。
サンデパートビルというのは、狸小路3丁目にあるドンキホーテの入っているビルの正式名称です。
五十年も続いた大衆中華店が閉店するという事実が衝撃的すぎて大事な部分を見落としがちですが、五十番の閉店のお知らせにはこう書いてあります。
これまた突然ビックリニュースが!?
中華五十番のドン・キホーテ地下の本店が閉店https://t.co/WIPAvw2JIU pic.twitter.com/0WuEO5tune— すすきのへ行こう編集部 (@go_susukino) 2017年5月31日
”この度の南2条西3丁目エリア再開発によるサンデパートビルの取り壊し”
取り壊し!?
数年前よりドンキホーテのビルが建て直されるという噂は結構ありました。
しかも、マンションになるらしいという嘘みたいな噂です。
“じゃあドンキホーテはどうなるの?”っていうとその当時は“向かいのCOSMO(南2西4)に移るらしい”という噂が出回っていました。
しかしその後、COSMOがサッポロナナイロと名称を変え、パチンコ店や漫画喫茶など大型のテナントが入ったのをみて、「ああ、ドンキホーテの移転は立ち消えたんだな。ってことはサンデパートの建て直しも頓挫したに違いない」と勝手に一人ごちていたのでした。
しかしここで、サンデパートの取り壊しが明文化されたことによって新たな疑問がわいて来ます。
ドンキホーテはどうなるの?
すすきのにとってもこれは一大事です。
実をいうと、元々向かいのCOSMOに入る計画が頓挫して、ドンキホーテの移転が白紙となったことが、サンデパートビルを含む南2条西3丁目の再開発の滞りの原因だったようです。
つまり、ドンキホーテの移転先が決まった→南2西3の再開発計画がリスタート→サンデパートビルの取り壊しという流れだとわかります。
すると、元々噂のあったCOSMO(現サッポロナナイロ)に入るのかなとも思いましたが、地下1階〜3階までべガスべガスが入っていて、4階にテナント、5階にマッシュ、6階快活CLUBとすでにサッポロナナイロのテナントはパンパンに埋まっています。
狸小路のインバウンド景気は一時に比べると落ち着いたとはいえ、まだまだドル箱です。
でもサッポロナナイロ以外の候補地も全く見当たらないし、これはドンキホーテが狸小路から無くなるんじゃないか?と勝手にドキドキしていたところにとあるページを見つけました。
それは梅田ナナイロのホームページです。(http://nana-iro.jp)
私も初めて知ったのですが、「◯◯ナナイロ」という商業施設ビルは全国にある模様で、栄ナナイロ(http://nana-iro.jp/sakae/)なんてのもあります。
そして梅田ナナイロにも栄ナナイロにもドンキホーテが!
それもそのはず、商業ビルであるナナイロを運営している会社はドンキホーテも運営しているようです。
詳しくはこちらのHP(http://www.j-ce.co.jp/company/|http://www.jasset.co.jp/realestate_list.php)をご覧下さい。
ナナイロとドンキホーテはセット!と思って間違いないんじゃないかと思います。
ということですすきのへ行こう編集部的には
ドンキホーテは狸小路から無くなるどころか、やっぱり向かいのCOSMOに移転する!
と大胆予想をたてて締め括ろうとしたところで、とんでもないものを見つけてしまいました!(恥)
ドンキホーテの移転先は札幌ナナイロじゃなかった!
ドンキホーテの移転先についての記事が道新紙面上などに掲載されました。(実はよくよく調べるうちにわかったのですが、先月末の時点で札幌市の告示が出ていたようです。)
ドンキホーテの移転先は狸小路4丁目というのは変わらないけど、ナナイロじゃなくてその西隣の平成観光ビル(一階にパチンコKEIZのあるビル)に決まったとのことです。
今年の年末には移転再開の予定で、24時間営業となるようです。(下の地図で”ドンキー狸小路ビル”と書かれているのが現”平成観光ビル”です。)
地図を見るとわかると思うのですが、南2条通り側にも入り口が出来るという感じですね。そうなると南2条通りの雰囲気も一気に変わって来そうな感じです。
ちなみにドンキホーテのあった3丁目側は、商業施設と住居の複合型ビルとなるとのことです。
さてさて再開発予定の西3丁目も含めて、狸小路の今後が気になるところです。(やっと締め括れた←)
(追記)
12月20日:狸小路のタイトーが閉店、サブウェイも閉店予定とのことです。
12月21日:新しいドンキホーテ(南2西4)の開店日は1月19日に決定。店名は「ドンキホーテ狸小路店」とのこと。