
ひらけごま〜!どこでもドアをあけた者だけが辿り着けるディープスポット「珍問屋」
深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗いているのだ(ニーチェ)
一般に地元の人がすすきのと呼んだ時には
1、地下鉄すすきの駅を中心としたエリア
南北は狸小路から南7条くらいまで、東西は西1丁目から西7丁目くらいまでのエリア
2、国道36号線よりも南のエリア
上記のエリアの36号線より南側で、西1丁目から西6丁目くらいまでのエリア
のどちらかを指していることが多いです。
特に、2の36号線以南を指す場合は歓楽街のイメージが強くて、札幌市民でも実は行ったことないって人が結構いたりします。
反対に、働くのも遊ぶのもすすきのっていう「すすきのの住人」の場合、「36号線より北に行くことは滅多にないよ!ドンキホーテかゲオ行くときだけかも?」なんていう人も居たりします。
つまり36号線はある意味すすきのを夜の顔と昼の顔に分ける”ジョイントセキュリティエリア”かも知れません←
そして夜のすすきのには、そんなすすきのの住人ですらも辿り着けない更なる深淵も存在するのです。
それは、路地裏だったり、雑居ビルの中だったり、いつも行くお店の隣りだったり……
そしてそこには辿り着いた者だけが悦びを享受できる桃源郷が存在するかもしれません。
今回はそんな辿り着けない桃源郷のような、見つけられない超いいお店をご紹介しようと思います。
場所は南6条、駅前通りの角の満龍を東に曲がってすぐの雑居ビル。
すでにどこのお店もやっている様子のないフロアでエレベーターを降りると、突然現れる開ける者を試すかのような扉が……

ピンク色に塗られた扉には、カラフルな草花で飾り付けられていてて、その下には
スタイリッシュサロンとスタイリッシュな肉筆で書かれています←
そしてその下にはさらに大きな文字で……

どこでもドア
とこれまたスタイリッシュな肉筆で書かれています。
一体どこに繋がるドアだろうか?勇気を出して入ってみると……
そこは緩やかにカーブしたカウンターのある小箱バー風のお店でした。

珍問屋
(南6西3)
席に座り店内を見渡すと……店内の壁や天井にフライヤーやイラストなどが所狭しと貼られています。
ここはお酒とおつまみを提供しているバーというか居酒屋というかざっくり言うと”吞み屋”のようです。(でいいのかな?)
チャージ=席料もなく、アルコール類はほぼ500円という酒呑みに優しい価格設定です。(ソフトドリンクは2杯で500円)
アルコールメニューは店主の好みのお酒を少しずつ揃えているようです。
(ハートランドの瓶ビールを飲んでいる先客がいらっしゃいました)
そしてここは狭小なお店とは思えないくらいフードメニューも豊富。しかもこれまたほぼ500円というトンデモ激安設定。

メニュー表は日めくりカレンダー。仕入れや仕込みの状況で少しずつ変わっていくようで、え?これがワンコインでいいの?っていうラインナップ。
〆の麺なんかもあって嬉しい限り!
すでに売り切れてしまったものもあったようなので、この日はうずらのピータンと牛タン焼きを注文。

うずらのピータン
一口サイズで酒もすすむぜ!

牛タン焼き
牛タンは肉厚でジューシーで旨し!本当にワンコインでいいの?ってクオリティです。
めちゃめちゃいい店やないかい!
教えたい!教えたくない!と葛藤しまくること1時間……
思い切って店主に、「あの〜ここのことネットに載せちゃったらまずい?よね?」
と聞いたら
「すすきのへ行こうさんならいいですよ!」
と嬉しいお言葉!
本当にいいお店なので、興味と勇気のある方はお店のインスタグラム(@chindonya3355)をフォローしてみて!
〆の麺も注文!

しじみラーメン
あぁ〜〜〜……
しじみの滋養味と生姜の効いたスープが疲れた胃腸に染み渡る……
呑んだ後にいいね!
今時期だと大きめのしじみが手に入るのでとのこと。
さらに気になったのが器の数々。

こちらは全て店主が焼いた陶器だそう。それだけもびっくりなんだけどもっとびっくりなのが……

店内に焼き釜があります!(奥の棚の下に小さいサイズの釜が設置してあります。)
すすきのに焼き釜なんてあるの絶対ここだけでしょう!
コチラでは不定期に陶芸の会を開いているので、興味ある方は是非!とのことです。
どこでもドアをくぐると開ける世界は、美味しいお酒と肴にありつける”飲ん兵衛の理想郷”だけでなく”陶芸興”でもあったのでした。
本当にいいお店なので、興味と勇気のある方はお店のインスタグラム(@chindonya3355)をフォローしてみて!
(追記)ミュージシャンの方もよく顔を出される模様で、レッスンやライブのフライヤーなんかもおいてありました。


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