札幌のハイクオリティ回転寿しの代名詞「豊平のトリトン」はやっぱり凄かった!
先日内地※から来た友人に
「どうしてもトリトンでお寿司が食べたい!」
とリクエストされ、結構久々にトリトンに行って来ました。
(※「内地」とは道民が道外(主に本州)を指すローカルワード)
回転寿司ならすすきのにもあるし、回らなくてもそこそこ安くて美味しいお寿司屋さんや海鮮居酒屋もあるというのに…
マイカーを持っている人ならサクッと行ける距離ですが、トリトンの場所はすすきののある中央区ではなく豊平区、最寄り駅からも10分弱くらい歩く微妙な立地なので、すすきのからならタクシーになっちゃいます。
慣れてる人ならバスもあり。札幌中央バスの南4条停留所から乗って豊平3条8丁目停留所で降りればなんと目の前です。
タクシー使ってまで行って、1時間待ちとか言われたら心折れそうです。
「いつもすんごく混んでるからメチャクチャ待つよ…」
とささやかな抵抗をしてみるも
「でも豊平にあるトリトンがいいって聞いたもん!タクシー代も出すから!」
と押し切られ、比較的混雑していないアイドルタイムに合わせて行って来ました。
タクシーだとすすきの交差点から2〜3メーター分くらい、驚くほどあっという間に到着します。
平日の午後2時というランチ時でもディナー時でもない時間帯を狙ったのが功を奏して、10分ほどでテーブル席に滑り込むことに成功!(カウンター1〜2名なら結構サクッと入れそうでした。)
トリトンの店内は、伝わりにくいかもですが“少し前時代的な目の前に握り手さんがいる回転寿し屋さん”って感じ。白木風の内装もいい感じ!スタッフさんの対応なども丁寧で好感が持てます。
驚いたのが、握り手さんに「本日の担当の◯◯です」と挨拶されたこと。ただでさえ高まっている期待感がストップ高になっちゃう演出です。
さてさてまずは貼り出されているオススメメニューをチェック。真たちやつぶ貝、寒ぶりなどの季節ならではの旬のネタを推しています。
レギュラーメニューは一皿120円から160円、190円、240円、270円、320円、430円、530円、650円と回転寿しにしては刻みが多いです。
トリトンのレギュラーメニュー(代表的なネタ)
120円:玉子、トビっ子、まぐろたたき、巻もの、いなり
160円:甘えび、真いか、たこ
190円:さんま、サーモン、まぐろ、〆さば
240円:大とろサーモン、真だい、かにサラダ、炙り系
270円:生サーモン、ほたて
320円:生まぐろ、ずわいがに、いくら
430円:大穴子、とろさば
530円:とろ、牡丹海老
650円:塩水うに、でっかいボタンエビ
お気づきかと思いますが、他の回転寿し屋さんより2〜3割増でお高いと思います。
そんなことはお構いなしに、“ようやくあのトリトンに来られた!”と友人がどんどん注文しはじめました。(ここからは飯テロならぬ寿司テロです)
オススメ三種盛り(¥590)
根室産真たち、九州産ぶりトロ、道産活ほっきが乗ったお得な一皿。
真たちは軍艦から溢れんばかりの盛りっぷり。ほっき貝も豊潤でプリプリです。
なによりこの寒ぶりが恐ろしく美味かった!
というか、ファーストインプレッションでビビったのが…
トリトンはとにかくネタが特大!
ってこと
恐らく1.5倍くらいは大きいんじゃないでしょうか?(ものにによっては2倍近くに思えるものも)
この鮮度とネタの大きさなら価格も納得。というかお得ですらあります。
シャリも人肌な温かさで、自然にハラリと口の中でネタと合わさります。
炙りサーモン(¥240)
こちらも絶品!鮭の身の甘さと皮目の香ばしさ!レモン+塩&ネギのサッパリ感がサーモンのコッテリ感を引き立てて、何貫でもイケる奴です。
北貝道三種盛り(¥590)
お連れは先ほどのほっき貝がいたく気に入ったようで、ホタテとほっき貝、つぶ貝の三種盛りを注文。つぶは噛み応えと甘みがグッドです!
〆さば(¥190)
何回も書いてますが、北海道の鯖は美味しいんです。いくらやカニ、ウニ…北海道ならではのネタにばかり注目が集まりますが、とにかく鯖も一度食べてみてください!
ニクソンロール(¥320)
うなぎと胡瓜とクリームチーズの巻き物。ニクソン大統領がこの組み合わせでロール=巻き寿司をオーダーしたのが由来だとかなんだとか…(諸説あり)
カリフォルニアロールとかフィラデルフィアロールとか逆輸入の“SUSHI”も今では定番メニューですよね!酢飯にクリームチーズ!アリです。
何なら回らないお寿司屋さんだと頼みにくいけど、回転寿司だとこういうのも物怖じせずに頼めてよいっす!
えんがわ(¥240)
カレイのえんがわ。回転寿し屋さんのえんがわって子供の頃お刺身の端っこに鎮座していたあのスペシャルさに勝てない気がして、いつからかあまり頼まなくなってたんだけど、これはさすがトリトン!なえんがわでした。
かにサラダ(¥240)
かにのほぐし身がたっぷりと乗った軍艦。こちらもコスパのよい一皿。連れはずわいがにを頼んでましたが、来た瞬間に口に入れられたので写真は無し←
津軽海峡産やりいか三種盛り(¥270)
ゲソと耳が一緒になったイカづくしな一皿!
それぞれの部位でやわらかさや味が違って楽しいです。
お椀(真たちとあんこう)
お椀は季節替わりです。この日は冬の味覚“真たち”と“あんこう”のお椀でした。それぞれネギの使い方も違うこだわりぶり。
温められた白子はフワフワ感がアップ!アンコウはコラーゲン豊富なプリプリ&トロトロ感。身体が温まります。
お腹いっぱいお寿司を食べて大満足!
いや〜回転寿しって本当にいいもんですね!
こうなったらすすきの回転寿しの雄パサールさんやコアな客層から支持を得る遊ぎりさんや花まるさんにも行って、MYベストワンを決めたくなってきました(笑)
さて最後に、トリトンのちょっとした裏技をご紹介します。
トリトンの特徴はネタが大きいってことなんですが、実はシャリもそこそこ大きいので、色々と食べ比べたいけどすぐにお腹いっぱいになっちゃうことがあります。(というか100%そうなります)
そんな時はこれ!
トリトンは1貫サイズを2貫に分割して握ってもらえるのです。
写真でもわかるかと思いますが、ちょうどいい大きさです。女の人やお子様連れにも嬉しいサービスですね。
さらに同一価格のネタであれば、握り一貫と軍艦一貫を一皿にして(もちろんお値段は一皿分)作ってもらえるので、お値段据え置きで色々なお寿司が食べられます。是非活用してみてください。
豊平のトリトンのここが凄い!
・ネタが新鮮で旨い
・ネタが大きい
・ホスピタリティーがよい
(結論)わざわざすすきのから車で移動&並んででも食べに行く価値大ありです!ちなみに平日午後2時〜4時の間が狙い目。
トリトンでお寿司を堪能したあとは、すすきのへ行こう!ていうか来てね!←