料理人のいる魚屋。直送の新鮮なお魚、貝類、活カニが食べられるヤン衆居酒屋!「鰓呼吸 札幌すすきの店」
鰓呼吸(えらこきゅう)さんは、「料理人の居る魚屋」と銘打った、海鮮の美味しい居酒屋さんです。
沖縄を中心に、東京やさいたま、仙台などにも支店があり、札幌店オープンの時には、まぐろジェンガ盛りなんていうイベントもやっていたりして、ずっと気になっていました。
鰓呼吸 札幌すすきの店
(南4西2|海鮮,居酒屋)
場所は南2条西4丁目。36号線沿いうなぎのかど屋さんの隣りにあるわたなべビルの地下1階です。
こちらの大きな看板が目印。ビル入口の階段を降りてすぐに入り口があります。
店内は漁師料理=ヤン衆的な内装。席もゆったり、店員さんの接客もも明るく威勢のよい感じ好感が持てます。
活ものが売りのお店だけあって、店内には生け簀や水槽がたくさんあって、席に案内してもらう間に店員さんが今日の獲れたてやオススメを紹介してくれます。
座席もいかにも漁港にある漁師や魚屋さんが経営してそうな食堂風です。海産物と相まって「お魚食うぞ〜」という気分が自然と高まります。
肝心のメニューですが、まずドリンク類は400円〜とお安め。ビールやハイボールの他にも魚介料理に合いそうな日本酒や焼酎なども豊富に置いてありました。
お刺身、一品料理、揚げもの、焼きものなどのレギュラーメニューの他に、日替わりのおすすめメニューも。
銀鱈、ノドグロ、ヤリイカ、ホタルイカ、キンキ、氷下魚、牡蠣、つぶ貝、ホタテなどの海産物だけでなく、春ごぼうやラム、ざるもずく、島らっきょなど、北海道を中心に全国から取り寄せた旬の食材がずらり。
海鮮居酒屋ならではの活カニは、根室マルショウ水産直送。
一匹まるごのタラバ蟹は、あらい(お刺身)、焼き、蒸し、しゃぶしゃぶ、天ぷらなど、それぞれの部位によってオススメの食べ方を提案してくれます。(100gあたり2000円)
毛ガニ(100gあたり250円)は、大きさによってそれぞれお値段が違います。
お通しは煮こごりやイカのお刺身など4品。どんなお酒にも相性の良い、しっかりとお仕事がされているお通しです。種類が多いのもなにげにうれしい。
お刺身盛り合わせ(1980円〜)
オススメのお刺身を豪快に盛りつけた盛り合わせ。人数に合わせて店員さんが相談に乗ってくれます。
どれも鮮度がよく間違いない美味しさです。
たらもサラダ(580円)
あまり期待せずに注文した(失礼)このたらもサラダがめちゃ美味しかった!おイモのホクホクした甘みとたらこの旨みが合わさって、ビールが飲まさる!
蒸し茶豆(580円)
蒸籠で蒸された熱々の茶豆。豆の味が濃く、じっくり噛みしめると甘味を感じます。おいしい。
タコザンギ(780円)
ちょっと予想していたのと違うルックスのタコザンギ。北海道ローカルフード・ザンギと言えば鶏肉の唐揚げを思い浮かべると思いますが、騙されたと思ってタコザンギも食べてみて欲しい。
鰓呼吸さんのタコザンギは大ぶり。衣はサクッとクリスピーであっさり味。その分具のタコの弾力と味をしっかり味わうことができます。
道産アスパラ天ぷら(780円)
春から初夏にかけての季節モノ。北海道のアスパラは太くて味が濃いのが特徴。焼きや茹でも美味しいですが、天ぷらにすると甘みとジューシーさが増して、アスパラってこんなに美味しいの?って驚かれると思います。
ヒトビロ醤油漬け(480円)
こちらも春から初夏にかけての季節モノ。ヒトビロとは行者にんにくやアイヌネギとも呼ばれる山菜で、ニンニクによく似た強い匂いと辛味があり、滋養によいことでも知られています。
この日いただいたヒトビロは、食べ慣れた私たちでもびっくりするほど鮮烈な風味と辛味!これは精つくわ〜。
ハムカツ(380円)
居酒屋的メニューからも一品。肉厚のハムをしっかり楽しめるように衣は薄め。
海鮮まかない丼(1580円)
〆のメニューには巻き寿司や雑炊、丼ぶりなどが用意されていましたが、今回のチョイスはこちら!
切り身や魚卵、そしてシラスがこれでもか!と載っかった海鮮丼ぶり。
3人くらいで分けるのに丁度よい量です。
「鰓呼吸 札幌すすきの店」さんは、産地直送の食材や活ものの魚介類を豊富に取り扱っているので、美味しいお魚が食べたい!という時にはピッタリのお店ですよ。