北海高校が88年ぶりに4強進出!相手はどこなの?っていうか強いの?(夏の甲子園)
明日、8月20日(土曜日)夏の大会としては実に88年ぶりに北海高校が準決勝の舞台に立ちます。
北海道勢としても、2006年の駒大苫小牧以来のことです。
気になる試合日程と組み合わせ
明日は準決勝2試合が行われます。
北海高校の出番は、2試合目、12時30分からの予定です。
準決勝第一試合 10:00
作新学院(栃木) – 明徳義塾(高知)準決勝第二試合 12:30
北海(南北海道) – 秀岳館(熊本)
気になる対戦相手ですが、熊本県代表の秀岳館高校です。
秀岳館高校は、マジで強い!
対戦相手の秀岳館高校は、甲子園ファン以外の人には、ちょっと聞き慣れないので、強いの?って感じかと思いますが
実はムチャクチャ強いチームなんです!
熊本地方予選を
9−2(熊本西)12−2(済々黌)7−6(熊本工)7−1(文徳)13−2(九州学院)
と勝ち上がり、熊本県代表となりました。
見てお分かりの通り、かなりの攻撃力です。(予選1試合平均9点強!)
甲子園でも
6−1(常葉菊川)6−1(いなべ総合)4−1(常総学院)
と、隙のない攻撃と、堅実な守備力で危なげなく勝ちすすんできています。
まだそれほどのネームバリューはありませんが、今年の春の選抜でもベスト4という成績を残し、識者の間では、横浜や履正社を抑えて優勝候補筆頭に上がっているんです。
有村、中井、田浦、川端4投手の継投で、守りながら(1試合平均2失点)、相手のスキを見逃さずどこからでも加点してきます。(予選本戦通算で1試合平均8得点)
エラー、三振も少なく、機動力もあり、その攻撃力に注目が集まりますが,バランスの取れたチームです。
北海高校はどうなの?
一方北海高校は、札幌地区予選を
6−0(北星学付)4−3(札幌旭丘)10−0(恵庭南)
南北海道予選を
11−2(苫小牧中央)4−2(北照)8−1(東海大札幌)7−2(札幌日大)
と勝ち上がり代表となりました。
甲子園でも
2×−1(松山聖陵)4−1(日南学園)7−3(聖光学院)
と、粘り強く大崩れしないで守りからリズムを作って勝ち進んできました。
エラーの少ない堅実な守備と、主将でエースの大西が予選から一人で投げ抜いて、そのマウンドを守り抜いています。
調子の上がってきた北海打線が、秀岳館の4投手の強固な牙城を崩せるのか?
8点打線の秀岳館打線を、エース大西が、押さえ込むことが出来るか?
準決勝第二試合の開始予定は、明日土曜日12:30からです!
(追記)
大方の予想を覆して、北海高校が、秀岳館を4−3で破り決勝に進出!
九鬼くんのランニングホーマーになった打球はとんでもない球足だった……
あれを見るだけでも、秀岳館打線の強烈さが伝わってきます。
北海守備陣、そして大西投手はよく3点に抑えられたなと……
いよいよ決勝戦です!