つけ麺!ちょい呑み!ドリップコーヒー!復活した「つけ麺ほそ川」が色々とスゴい件
元祖つけ麺のほそ川さんが昨年夏に復活したという事で、遅ればせながらお邪魔してきました。
つけ麺細川さんは、30年以上前につけ麺をメインメニューに据えたお店で、しかもつけ麺は西新宿のらあめん万来さんのザルらーめんにインスパイアされた20世紀の東京つけ麺。
ここ10年ほどブームの濃厚魚介系とは一線を画しています。
5年ほど前にオールドファンに惜しまれながら閉店し、ちょい呑み居酒屋として営業していましたが、この度復活と相成ったわけです。
ほそ川
(南8西6|つけ麺・居酒屋・喫茶)
場所は以前と同じ電車通り沿い。さんぱちさんやなか卯さんのある一角です。近くには豚丼のまむろさんや、定方さんもあります。
ほそ川さんは閉店いたしました。
ちなみに「ほそ川」ののれんの上には呑み処ちょい吉の看板が残ったままです。
店内は小ぢんまりとした食堂風で、カウンター7席と4人がけのテーブルが2台あります。
メニューを見てみましょう。
ラーメン系のメニューはつけ麺と油そば。つけ麺が新つけ麺(魚介豚骨醤油)、黒つけ麺(黒マー油)、赤つけ麺(旨辛)、黄つけ麺(カレー)の4種類。
アルコールメニューも豊富でビールや焼酎など(450円〜)が昼から注文出来ます。日替わりのおつまみなどもあるので居酒屋的利用も可能。
さらにコーヒーや定食、パンケーキ、日替わりでナポリタンやドライカレーなどの喫茶店メニューも。
つまり、つけ麺や油そばだけでなく、昼飲みやちょい飲み的な居酒屋、コーヒーや軽食などのの喫茶店としても利用出来るってわけです。
これはほそ川さんが35年前に南9西9で喫茶店としてスタートした際の名残ともいえるかもしれません。(居酒屋営業は先ほども話題に出た呑み処ちょい吉の名残ですね)
早速つけ麺を注文!10分ほどでやってきました。
新つけ麺(850円)
「新」と銘打つだけあって、以前のものとはルックス、味ともにリニューアルされています。
並盛りの麺は200g入ってボリューミー。縮れならぬ捩れ麺とはかわってエッジの効いた太麺。モチモチしていて歯ごたえ喉ごしともにGOODです!
つけ汁も以前より酸味が抑えられて、魚介の風味と豚骨のまろみの効いたWスープ。メンマと刻んだチャーシューが入っています。
食後のコーヒー(300円)
ほそ川さんのコーヒーは珍しく化繊フィルタードリップ。旨み成分や油分といったコーヒー成分を損なわない丁度良い粗さで濾すのでペーパードリップとは違った香りや味わいが楽しめるんです。
年々喫茶店が減って来ている中、これは何気に嬉しい。
後日どうしても油そばも食べたくなり、再突撃してきました。
油そば(800円)
麺はこちらも200gとボリューミー。具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔、糸唐辛子です。
麺はつけ麺と同じく太麺。旨みと塩味のある油タレによく絡んで味を受け止めます。何気に糸唐辛子がスパイスとなっていい仕事してます。
この日はさらに餃子も注文してみました。
餃子(400円)
餃子は3ヶ250円、5ヶ400円。
予想より大ぶり。口に入れるとアツアツでジューシー。餡は札幌っこの好みの甘めではなくパンチの効いた味付けです。好み!お酒にも合う。
看板メニューのつけ麺や油そば、コーヒーや定食や軽食などの喫茶メニュー、餃子やラム肉など日替わりのおつまみを肴に居酒屋的にも使えて中休み無し!ママさんとの懐かしいすすきのトークも楽しいですよ!
ほそ川さんは閉店いたしました。